和月伸宏による明治時代初期(1878年)の日本を舞台とした漫画作品。かつて「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心が、不殺の流浪人として過去の罪を贖うため旅をします。明治維新ゆかりの寺院や城、古戦場などの実在の歴史的スポットと、アニメや実写映画のロケ地が融合した聖地巡礼が楽しめます。
-
谷中(東京) — 剣心たちが暮らす下町の雰囲気雰囲気
神谷道場は架空の場所ですが、東京の谷中地区は作中で描かれる明治時代の雰囲気を最もよく留めています。石畳の小路、伝統的な寺院、木造の商店が並び、高層ビルがありません。剣心が暮らす東京のイメージソースとして多くのファンが訪れます。
-
上野(東京) — 初期ストーリーの舞台東京編
上野恩賜公園とその周辺は、剣心が東京に到着し神谷薫と出会う原作の初期の章の舞台です。1878年当時、この地域は伝統的な寺社や木造家屋が集まる街外れでした。上野広小路周辺が最も作中の風景に近いとされます。
-
渡月橋 — 嵐山(京都)アニメ
1996年の初代テレビアニメのオープニングやエンディングに登場する、作中最も象徴的な橋。演じる比古清十郎が渡るシーンなどが描かれています。大堰川に架かる渡月橋は1000年以上の歴史を持ち、嵐山の山々と竹林に囲まれています。
-
南禅寺 水路閣アニメ
琵琶湖から京都へ水を引くために1890年に建設された赤煉瓦のアーチ状水路閣。アニメでの志々雄真実編の京都の背景として描かれています。三門(天下の竜門)で知られる南禅寺は、京都を代表する格調高い禅寺です。
-
愛宕念仏寺 — アニメ第5期エンディングアニメ
京都西部の奥深い山中に位置する仏教寺院で、1200体ものユニークな石造りの羅漢像で有名です。初代アニメの第5期ED(BONNIE PINK「It's gonna rain!」)の背景として登場し、海外のアニメファンの間で人気の巡礼地となっています。
-
三井寺(園城寺) — 実写映画の「始まりの場所」映画
実写映画版(2012〜2021年)の全作品のロケ地となった大寺院。最も有名なのは、刃衛が薫を人質にとり、剣心が救出に現れる三重塔前の橋のシーン。「The Final」でも雪代縁と剣心の重要なシーンで使用されました。ロケ解説板が設置されています。
-
八幡堀 — 近江八幡(滋賀)映画
滋賀県近江八幡市にある江戸時代の面影を残す運河で、実写映画版の多くのシーンでロケ地として使用されました。水路沿いの白壁の土蔵や木造家屋が、明治初期の川沿いの風景を見事に再現しています。
-
随心院 — 竹林の修行シーン映画
京都市山科区にある門跡寺院。その美しい竹林は、実写映画第3作で剣心が師匠・比古清十郎から「飛天御剣流」の奥義を授かる凄まじい修行シーンの撮影に使用されました。
-
仁和寺 — 五重塔映画
実写映画において、京都の怪人・志々雄真実の隠れ家や対峙シーンの背景にそびえる五重塔のロケ地。世界遺産である仁和寺は888年構築の門跡寺院で、京都で最も美しい五重塔の一つに数えられます。
-
龍谷大学 大宮本館 — 陸軍省映画
1879年に竣工し、国の重要文化財に指定されている木造洋風建築。実写映画第1作において、山県有朋が主導する「陸軍省」の内部として撮影されました。大宮キャンパス内にあり、外観は自由に見学できます。
-
仁風閣(鳥取) — 明治洋館の舞台映画
1907年に建てられたフレンチ・ルネサンス様式の洋館。実写映画において、武田観柳の壮麗な洋館のロケ地として使用されました。明治期における和洋折衷と近代化を視覚的に象徴する建物で、博物館として見学可能です。
-
鳥羽・伏見の戦い跡(京都)実話
1868年1月、徳川幕府を打倒する戊辰戦争の幕開けとなった戦場。若き日の剣心が「人斬り抜刀斎」として新政府軍側で参戦した、彼の人生を決定づけた歴史的事実の地。現在は記念碑や解説板が立っています。
-
壬生寺 — 新選組の屯所実話
幕末に新選組が屯所(訓練場)として使用していた寺院。剣心の終生のライバルであり元・新選組三番隊組長である斎藤一ゆかりの地。境内には隊士の墓所である「壬生塚」や局長・近藤勇の銅像があります。
-
池田屋騒動跡 — 池田屋事件実話
1864年6月、新選組が潜伏中の尊王攘夷派志士を襲撃した歴史的事件の跡地。幕末の京都における血で血を洗う戦いの中心地であり、作中でも新選組と抜刀斎の因縁の背景として描かれています。現在は飲食店が並ぶビルに石碑があります。
-
会津若松城(鶴ヶ城) — 戊辰戦争の激闘地実話
1868年、旧幕府軍の凄絶な抵抗と白虎隊の悲劇で知られる戊辰戦争の籠城戦の舞台。ヒロインの一人である名医の娘・高荷恵は会津の出身で、彼女の過酷な過去の背景にこの戦争があります。復元された城内は歴史ミュージアムとなっています。
-
金戒光明寺(京都) — 映画ロケ地の噂未確認スポット
京都の黒谷にある大寺院。新選組の親組織である京都守護職の本陣があった場所であり、実写映画の追跡シーンなどでロケ地として使用されたのではないかとファンの間で噂されていますが、公式発表はありません。