天気の子
新海誠監督による2019年の映画で、『君の名は。』に続く作品。降りやまない雨に沈む東京で、家出して上京した少年・帆高は、祈るだけで空を晴らし太陽を呼び戻せる「晴れ女」の少女・陽菜と出会う。「背景の神」と称される新海は、ひなびた駅、屋上の神社、雨の路地まで、写真のような精度で現実の東京を描き出し、『君の名は。』に続く新たな聖地巡礼ブームを生んだ。
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高円寺氷川神社(気象神社)気象神社
杉並のこの神社の境内には、日本で唯一気象の神を祀る気象神社がある。劇中の気象神社のモデルで、下駄の形をした絵馬で知られる(昔は下駄を飛ばして翌日の天気を占った)。ファンは晴れを願う言葉を絵馬に書き込む。
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朝日稲荷神社(銀座)屋上の神社
銀座の朝日ビル屋上にある小さな神社で、エレベーターで8階まで上がり階段を登ってたどり着く。陽菜が「晴れ女」の力を授かる、劇中の代々木会館屋上の神社のモデル。現代のオフィスビルの上に神道の伝統が載る、不思議な場所だ。
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代々木会館廃ビル
代々木公園そばの老朽化した7階建てビルで、映画冒頭、陽菜が屋上の神社へと階段を登る場所として登場する。廃墟然とした少し不気味な雰囲気がほぼそのまま再現された。実物は2020年に解体され、今やスクリーンの中にだけ残る。
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田端駅南口出会いの場面
山手線で唯一の無人改札である田端駅南口のそばで、帆高と陽菜が出会う線路際の場面が描かれ、その後も何度も登場する。田端は山手線最北の駅で、築100年を超え、文豪が多く住んだ「文士の町」として知られる静かな界隈にある。
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のぞき坂のぞき坂
豊島区高田の住宅街にある急な坂で、東京でも有数の勾配を誇り、ファンがすぐに劇中の風景と気づいた。新海が日常の一角を印象的な画に昇華させる典型で、巡礼の定番スポットとなった。
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六本木ヒルズ展望台(森タワー)冒頭のカット
六本木ヒルズ森タワーの屋上展望台(東京一の高さ)は、映画冒頭、陽菜が街を見下ろし、花火大会が開けるよう晴れを祈るカットの舞台。晴れた日にはここから富士山まで見える。