永井豪による伝説的コミックを、鬼才・湯浅政明監督が現代を舞台に過激かつスタイリッシュに完全アニメ化したNetflixオリジナル作品。心優しく涙もろい高校生・不動明が、親友の飛鳥了の導きにより悪魔(デーモン)の力と人間の心を持つ「デビルマン」となり、人類を脅かすデーモンたちとの凄惨な戦いに身を投じていく姿を描きます。舞台を現代の神奈川県川崎市や渋谷のクラブシーンに移し、SNSの炎上、移民問題、ヘイトクライムといった現代社会の闇を織り交ぜながら、人間の愛と狂気を描いたダークファンタジーの傑作です。
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クラブ WOMB(渋谷) — サバトの舞台公式認定
東京・渋谷にある日本を代表する有名なナイトクラブ。作中において、麻薬や欲望、トランスミュージックが渦巻き、デーモンを呼び寄せるための狂宴「サバト」が開催された地下クラブのモデル・インスピレーション源とされています。ここで明は初めてデビルマンへと変貌を遂げました。実際に本作のNetflix公式配信記念イベント「DEVILMAN NIGHT」もこのWOMBで開催されました。
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川崎駅前 — 現代社会の縮図地域的イメージ
湯浅政明監督は、多様な人々が暮らし、現代の都市が抱える光と影を象徴する場所として神奈川県川崎市を本作の主な舞台に選びました。川崎駅周辺のペデストリアンデッキや繁華街は、ラップグループの若者たちがたむろし、やがてデーモンパニックによって群集心理が暴走していく現代社会の縮図として描かれています。
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等々力陸上競技場 — 牧村美樹のトラック視覚的イメージ
川崎市中原区にある巨大な陸上競技場。「走る」という行為は本作において、人間の限界への挑戦や、他者との競争、そして純粋な生命力を象徴する極めて重要なテーマです。牧村美樹やミーコ(黒田ミキ)が汗を流し、デーモンの力が覚醒していくトラック競技のシーンの数々は、こうした地域の大型競技場をベースに描かれています。
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渋谷スクランブル交差点 — パニックと暴動の象徴公式認定
日本を代表する群衆の象徴である渋谷のスクランブル交差点。作中でデーモンの存在が世界中に暴露された際、街頭の巨大ビジョンに凄惨なニュースが映し出され、疑心暗鬼に陥った群衆が暴徒化し、警察の機動隊と衝突する「人間社会の崩壊」を描く印象的なモンタージュの舞台として登場します。
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京浜工業地帯(川崎・千鳥町) — 終末的でダークな夜景地域的イメージ
川崎の臨海部に広がる日本有数の巨大工業地帯。夜になると複雑なパイプラインや煙突から炎が噴き出す無機質な工場群がライトアップされ、まるで魔界のような異様な美しさを放ちます。本作の持つダークで終末的な世界観や、デーモンたちの夜の死闘を象徴する極めて重要な風景のインスピレーション源です。
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多摩川河川敷 — ラッパーたちのフリースタイル公式認定
東京と川崎を隔てる多摩川の広大な河川敷。高架橋の下の薄暗い空間は、ククンやワムら地元の不良や不良ラッパーたちがたむろし、社会への不満やデーモンへの恐怖を即興のフリースタイルラップで吐き出す溜まり場となっています。彼らのラップは物語の進行を俯瞰する「ギリシャ悲劇のコロス(合唱隊)」のような重要な役割を果たしています。
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川崎港(つり幸周辺) — 水辺の風景とボートハウス公式認定
川崎区の運河沿いにある船宿「つり幸」周辺などのディープな港湾エリア。ティーザーPVや本編における、錆びれたフェンスや停泊する漁船、薄暗い水辺の風景は、川崎の裏路地感や、社会の周縁で生きる人々の生活感をリアルに描写するためのモデルとして採用されています。
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国立代々木競技場 — 大規模な陸上大会と狂騒視覚的イメージ
独特の吊り屋根構造で知られる東京の代表的な巨大スポーツ施設。作中において美樹たちが参加する大規模な陸上の大会や、メディアが殺到する熱狂的なイベントのイメージとして、こうした首都圏の大型スタジアムの光景が重ね合わされています。物語後半では、スタジアムに集まる群衆の熱気がそのままパニックと狂気へと反転していきます。
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東京タワー — 黙示録と破壊のコントラスト公式認定
東京の夜景に浮かび上がる赤と白の象徴的な電波塔。日本の多くのSF作品と同様に、本作でも人間の文明や平和な日常のシンボルとして度々遠景に描かれます。やがてデーモンとの全面戦争が勃発し、街が業火と血に包まれ破壊されていく中で、沈黙しながら佇むタワーの姿が、悲劇的な美しさを際立たせています。