すずめの戸締まり
新海誠監督による2022年の映画。宮崎(九州)の海辺の町に暮らす17歳の岩戸鈴芽は、廃墟や打ち捨てられた場所で開くと災いをもたらす謎の「扉」を閉じるため、日本中を巡る旅に出る。九州から四国、神戸、東京、そして最後は東北の海辺へと続く道のりが国全体を舞台に変え、お馴染みの超写実的な背景で描かれる。本作は2011年の東日本大震災の記憶と正面から向き合う。
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旧豊後森機関庫最初の扉
大分県玖珠町(九州)にある、コンクリート剥き出しで草木に覆われた円形の旧機関庫。映画冒頭、鈴芽が最初の「扉」と出会う水没した廃墟のモデル。不気味で左右対称の雰囲気がほぼそのまま再現され、建物のそばには劇中の扉のレプリカが置かれていることが多い。
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八幡浜港フェリー
八幡浜(愛媛・四国)のフェリーターミナル。鈴芽が猫のダイジンを追う場面でオレンジ色のフェリーが着く場所。桟橋や船、海沿いの風景が劇中と細かく一致し、地方をまたぐ旅の乗り換え地点のひとつだ。
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神戸布引ハーブ園神戸の場面
神戸の山手にある植物園で、新神戸駅からロープウェイで上がる。神戸の旅のくだりに登場し、市街を見下ろすパノラマと温室が、映画でも屈指の穏やかな場面を彩る。
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聖橋(御茶ノ水)追走の場面
御茶ノ水(東京)の神田川に架かり、複数の路線(丸ノ内線・中央線・総武線)が交差する橋。映画でも有数の見覚えのある都市の一角で、追走劇や感情的な場面の舞台であり、鉄道ファンの定番の撮影スポットでもある。
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東京駅東京のクライマックス
東京駅の巨大な鉄道結節点が、首都の章を支える。街に迫る災害の規模が明らかになる場面で、映画で最も危険な扉は、この都心の使われなくなった線路やトンネルの迷宮の下にある。
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宮崎の海辺(鈴芽の町)旅の始まり
映画の冒頭で鈴芽が叔母と暮らす海辺の町は、九州東部・宮崎の沿岸部の雰囲気をもとにしている。特定の住所ではなく、旅が始まる海沿いの道や丘の全体的な空気感に対応する。(地域レベルのおおよその位置。)
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東北の海辺(最後の扉)最後の扉
映画の感情的なクライマックスは、2011年の地震と津波で壊滅した町々をもとにした東北の海辺で展開する。そこで鈴芽は幼少期の家と最後の扉に帰り着く。特定の場所ではなく、三陸地方とその記憶の喚起である。(地域レベルのおおよその位置。)